Ready-made

「既製品」である僕たちに個性を

東日本大震災ボランティア以来の石巻往訪


7月に東北の地へ久々に訪れることにした。
大きな理由は、北上へサッカー観戦とある企業の拠点を見に行ったのだが、それとは別の目的もあった。
学生の頃、発生した東日本大震災
その際に、大学で企画されたボランティアの活動で東北へ訪れた。
微力ながら、お手伝いをして、帰路の際に、バスの車窓から見えた石ノ森章太郎萬画館の建物が目に止まったのが忘れられなかった。
せっかく、東北の地へ行くのなら、現在の姿はどうなっているだろう?と思い、訪れることにした。
街中は、大きな被害があったとは思えないほど、きれいになっていたが、沿岸部へ足を運ぶと、まだ傷跡を感じる場所が多くあった。
日差しの照りつける中、高台から望んだ石巻の沿岸部は、力強く元の姿を取り戻す様子がまた忘れることができない情景となった。
当時、脳裏に焼き付いた情景をまた見て、強く生き、微力ながら一日も早い復興への一翼となれたらと思う。