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逓信総合博物館−「ていぱーく」閉館−

2013年8月31日をもって閉館した逓信総合博物館ていぱーくへ行ってきました。


沿革
1902年に万国郵便連合加盟25周年を記念して開館した郵便博物館が前身である。1910年、京橋区木挽町逓信省庁舎が完成したことに伴い庁舎内部に移転するも、収蔵物の増加に伴い庁舎内では手狭になったため1922年に元は病院だった麹町区富士見町二丁目の建物に移転し、「逓信博物館」と改称。1964年に逓信ビルに移転、郵政省、日本電信電話公社国際電信電話株式会社および、日本放送協会による共同運営の博物館「逓信総合博物館」となった。
2001年にKDDI株式会社が、2011年3月31日をもってNHKが運営から離脱し、日本郵政東日本電信電話の二者による共同運営となり、2012年4月1日からは公益財団法人通信文化協会とNTT東日本の2機関で共同運営をしている。

逓信総合博物館は、UR都市機構が進めている「大手町連鎖型都市再生プロジェクト」という再開発に伴い閉館するそうです。
今後は、通信文化協会が運営する部分については2014年3月1日に東京スカイツリータウンに移転の上で「郵政博物館」の名称で再開館予定だそうです。

小学生の頃に、夏休みの宿題で何をするか悩んでいた時に、候補の一つとしてここに訪れたのを覚えています。
閉館当日も、小学生らしき子どもたちが親に連れられてたくさん来館されていました。
再び、東京スカイツリーの方にも多くの人々が集まる空間となってほしいです。
長い間、逓信総合博物館ていぱーくお疲れ様でした。

【参考URL】
株式会社丸ノ内建築事務所 小坂秀雄作品集
大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業について記載のあるブログ①
大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業について記載のあるブログ②